ずっと専業主婦だった女性が熟年離婚した場合、老後にもらえる年金額は少ないのです。【最大でも月額6万7,000円程度】
とはいえ、いざ仕事をするにしても、高齢になってから仕事を見つけること自体が非常に難しいのが現状です。
求人情報を見ると、『年齢制限』ってあるじゃないですか。アレ、違法にしてほしいですョ。年齢による差別じゃないですか!
とにかく今の社会では、仕事を持たない熟年女性が離婚した場合、経済的に困窮することは必至です。特に女性は平均寿命が長いので深刻です。
そこで、そういう女性を救済するために(=結婚期間の妻の内助の功に報いるため)、夫の厚生年金の一部を、離婚時に妻に分割するという制度を設けたわけです。
そりゃそうですよね。働く夫を献身的に支えてきた妻がポイ捨てされては、たまりませんよ!